そら豆の薄皮は食べる?皮ごと食べる場合の栄養は?

大きな三日月型のさやが特徴的なそら豆。ビールに合う最強のおつまみとして、旬の季節にはたびたび食べたくなりますが、薄皮がぺったりくっついて食べにくいのがたまにキズ。そら豆の薄皮をおいしく食べる方法や、そら豆を皮ごとたべる場合の栄養について解説します。

目次

そら豆の薄皮は食べる?食べない?

初夏が旬のそら豆。ちょうど暑さが厳しくなる季節に、焼いたり蒸したりするだけで食卓にだせる便利な食材ですが、「おいしく食べられる期間は3日」といわれるほど、実は鮮度が落ちやすい繊細な食材。

そら豆は空豆とも蚕豆とも表記され、さやが空にむかって実るので空豆、さやがサナギになる前の蚕に似ていることから蚕豆と書くという説がそれぞれあります。

大きなさやのまま焼いて、そのまま食卓にだすと、見た目にもボリューム感のある立派な一品に。実際、そら豆は一粒一粒が大きいので食べごたえもありますよね。

ところで同じ時期に旬をむかえる枝豆は、薄皮ごと食べるのが当たり前ですが、そら豆の薄皮は食べるのでしょうか?調べてみると、どうやら「皮ごと食べる派」と「皮は食べない派」にわかれているようです。ツイッターで見つけたさまざまな意見をご紹介します。

そら豆の皮ごと食べる派

シンプルに焼いて食べる

そら豆を「皮ごと食べる派」と「皮は食べない派」では、ときには論争になるようです。

そら豆の薄皮は季節感アリ

そら豆の皮を「食べる派」はかなりの人数にのぼります。そら豆の栄養をまるごと摂るために薄皮も食べるという人が多いようです。適度な歯ごたえがおいしいという意見もありました。

そら豆の皮は食べるが分けて食べる

そら豆の中身と皮をわけて、べつべつに食べるという人も。豆と皮のそれぞれの食感が楽しめそうですね。その日の薄皮のかたさによって、食べたり食べなかったりする「中間派」の人もけっこういます。

そら豆の皮は食べない派

もちろん、そら豆の薄皮は食べないという人も大勢います。そもそも「そら豆を薄皮ごと食べる」という発想に驚いている人もいました。いろいろな意見があっておもしろいですね。

そら豆の薄皮は食べられる

そら豆には「皮ごと食べる派」と「皮は食べない派」がいることはわかりましたが、そもそも、そら豆の薄皮は食べてもいいものなのでしょうか?

「皮は食べない派」の中には、そら豆の薄皮は食べるものではないと認識している人もいれば、食べていいものなのか悩む、という人もいました。

「皮ごと食べる派」の人に多くは「皮を剥くのが面倒くさい」という理由のようですが、「そら豆の薄皮には栄養がある」と信じて食べている人もいます。

結論からいうと、そら豆の薄皮は食べられます。もちろん体に害はありません。むしろ栄養がたくさん含まれているので、味や食感に抵抗がなければ薄皮ごと食べるのをおすすめします。

そら豆の薄皮の栄養

では、そら豆の薄皮にはどんな栄養が含まれているのでしょうか?

そら豆の薄皮に含まれる食物繊維

そら豆の薄皮には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維といえば腸内環境を改善してくれる強い味方ですよね。

そら豆の薄皮に含まれるのは主に不溶性食物繊維。便のかさを増やして大腸を刺激し、便通をうながしてくれます。同時に有害な物質を吸着して、便と一緒に体の外に出してくれます。ただし便秘の人が不溶性食物繊維をとりすぎると、便秘がひどくなることがあるので、海藻などに含まれれる水溶性食物繊維とバランスよくとることをおすすめします。

不溶性食物繊維の主な効果
  • 便秘を改善する
  • 大腸がんのリスクを下げる
  • 腸内環境を改善する

そら豆に含まれる栄養

植物性たんぱく質を豊富に含む大豆が「畑の肉」といわれるように、そら豆にも植物性たんぱく質が多く含まれています。その他にも、体の中の余分な塩分を排出するカリウム、マグネシウム、鉄分、リンなどのミネラル、ビタミンB群、ビタミンCなどの栄養が豊富。ちなみに食物繊維も豊富ですが、そのほとんどは薄皮に含まれています。そら豆を薄皮ごと食べると栄養面ではパーフェクトに近くなるのかもしれません。

そら豆の薄皮を柔らかくする方法

「皮ごと食べる派」の人の中には、薄皮がかたそうなときは食べないという人もいます。たしかに、いくら栄養が豊富といっても、かたすぎるとせっかくのそら豆の味が台無しになってしまいますよね。どんな食材に対してもいえますが、栄養があるからといって、おいしくなければ食べる気になりません。

せっかくの旬のそら豆をできるだけおいしく、そして栄養をあまさず食べるには、薄皮がやわらかい状態で食べるのがいちばん。そら豆の薄皮を柔らかくするには、どんな方法があるのでしょうか?

そら豆は食べる直前にさやから出す

ふっくらした大きな三日月型のそら豆のさやの内側には、ふかふかの白い綿がつまっています。さやに入ったそら豆はまさにふかふかのお布団にくるまれて大切に守られている赤ちゃんです。白い綿はそら豆にまんべんなく栄養が行き渡るようにする役割と乾燥から守る役割があります。

そら豆の薄皮は、そら豆がさやからでて空気に触れた瞬間からかたくなります。日を追うごとにかたくなるので、スーパーで買うときはさやつきのそら豆にしましょう。そして調理する直前にさやから出してくださいね。

出はじめの若いそら豆を食べる

そら豆のへこんだところに黒いすじが一本入っているのがわかりますか?これは「おはぐろ」といって、そら豆が熟すほど黒くなっていきます。若いそら豆の「おはぐろ」は緑色で、このときは薄皮もやわらかく、皮ごとおいしく食べるベストの時期。旬に出まわりはじめたばかりのそら豆がおすすめですが、若いそら豆を選ぶコツがあります。

若いそら豆を選ぶコツ
  • さやの緑が濃くてつやつやしている
  • さやに白い産毛があって、黒ずみや傷がない
  • さやから豆のかたちが分かる

そら豆を薄皮ごと食べるレシピ

そら豆を薄皮ごとおいしく食べるレシピをご紹介します。

そら豆の天ぷら

さやから出したそら豆をまるごとカリッと揚げれば、薄皮ごとおいしく食べられます。皮の歯ごたえがアクセントになって、「皮は食べない派」の人も納得のおいしさ。さらさらの塩と抹茶を同じ分量で混ぜた抹茶塩をつけて食べると最高です。

そら豆の塩ゆで

若い新鮮なそら豆が手に入ったら、ぜひ試してほしい調理法です。鍋かフライパンにそら豆が浸るくらいの水を入れます。沸騰したら塩を適量と皮つきのそら豆を入れてふたをし、やや強めの中火で2~3分ゆでます。

ほっくり茹であがったそら豆は、皮ごと食べてもおいしい。新鮮であればあるほど、薄皮がやわらかく食べやすく仕上がります。

そら豆のオリーブオイル炒め

オリーブオイルとカリッとなるまで炒めたそら豆。皮についた焦げ目が香ばしくておいしい!

お好みでベーコンやウィンナー、エビや鳥皮をくわえてもOK。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質が同時にとれて栄養面もすぐれた一品に。ごま油で炒めて、塩や鶏ガラスープの素をくわえると中華風になります。

他の食材とも合わせやすいそら豆の油炒めは、あと一品ほしいときに便利なおつまみです。動物性たんぱく質の食材と一緒に炒めると、立派なご飯のおかずになります。冷凍のそら豆でもおいしくできるので、あと一品というときのためにストックしておくといいかもしれませんね。

まとめ

そら豆は「皮ごと食べる派」と「皮は食べない派」にわかれています。ですが、実はそら豆の薄皮には食物繊維が豊富で、食べないで捨てたらもったい!もし食わず嫌いなら、今回ご紹介したレシピのいずれかをぜひ試してみてくださいね。

そら豆の薄皮をおいしく食べるコツは、できるだけ若いそら豆を新鮮な状態で食べること。そら豆は鮮度の落ちやすい食材なので、買ったらできるだけ早めに食べましょう。そして買ったらすぐに下ごしらえはせずに、食べる直前にさやから出してくださいね。そら豆はさやのふかふかの白い綿にくるまれていることで乾燥をさけ鮮度をたもっています。旬の新鮮なそら豆は、おつまみとしても、主菜としても活躍する便利な食材、ぜひ皮ごと食べてくださいね。

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