小松菜が苦い原因!苦みを消す方法やアク抜きをする方法

小松菜が苦いのは傷んでいる?その原因はいったい何なのでしょうか。

また小松菜の苦みを消す方法やアク抜きをする方法を解説。

苦い小松菜の対処法を覚えていきましょう。

目次

小松菜が苦い!その原因とは

小松菜が旬ではない

スーパーでは一年中見かける小松菜ですが、その旬は12~2月。

寒い時期に最も栄養価が増す、冬の野菜なのです。

小松菜は、気温が下がって霜が発生しやすい環境になると、糖を貯えて凍り付くのを防ごうとします。

そのため、冬に収穫される小松菜は苦みが少なく、葉も肉厚。

当然ながら、春から秋に栽培されている小松菜は葉を寒さから守る必要がありません。

糖が少ないことで、カルシウム特有のえぐみやその他の栄養素が苦味としてダイレクトに感じられるのでしょう。

アクが強い

小松菜を食べた時、口の中がざらつくような、渋いお茶を飲んでいるような違和感を持った方も多いのではないでしょうか。

それらの雑味、いわゆるアクの正体は、葉野菜に多く含まれる「シュウ酸」。

シュウ酸の含有量は、小松菜100gあたりおよそ50㎎といたって微量ですが、味としてはしっかりと主張されるのが悩みどころです。

アクが強い小松菜ができてしまう要因のひとつは、肥料過多。

生育時に使いきれなかった栄養分がシュウ酸となり、細胞内に溜まってしまうためと考えられています。

傷んでいる

新鮮な小松菜の葉は青々としていますが、鮮度の落ちたものは葉先の色が抜け、黄色っぽくなっています。

しかし、葉の中央や根元には大きな変化はないので、束ごと調理する場合は見落としてしまうことも。

傷んだ小松菜は見た目には分かりにくいですが、食べてみると水分が抜けてモソモソとした食感。

また、βカロテンやビタミンCといった栄養も抜け始めているので、繊維に残った苦味を直接味わうことになってしまうのです。

苦い小松菜は食べられるのか

苦いということはシュウ酸がやや多めの小松菜にあたったということ。

シュウ酸はカルシウムと結びつくため、摂取しすぎると結石になるという特性を持っています。

とはいえ、小松菜に含まれるシュウ酸はほんのわずか。

苦い小松菜であっても人体に影響があるほどではないので、食べても特に問題はありません。

小松菜をアク抜きする方法

小松菜はシュウ酸の量がとても少ないので、必ずしもあく抜きが必要というわけではありません。

それでもなるべくアクを減らしておきたいと場合は、水を張ったボウルに10分ほど小松菜を晒しておきましょう。

シュウ酸は水溶性の物質なので、調理の前にこの工程を挟むだけで、ある程度苦味を抑えることができます。

水に漬けておくことで根本の泥も落としやすくなるので一石二鳥ですね。

小松菜の下茹でで苦みを消す

電子レンジで下茹で

お手軽に小松菜に火を通したいときは、電子レンジがおすすめ。

材料:小松菜1束、ラップ(大きめのもの)

  1. 洗った小松菜の根元を切り落とす。
  2. 全体の半量の小松菜を、葉の向きを反対にした状態でラップで包む。
  3. お皿に小松菜を乗せ、500~600wの電子レンジで1分半加熱。
  4. ラップごと冷水にさらし、触れる温度まで冷めたらラップを取り、軽く水気を絞る。

加熱時間は、電子レンジの種類や小松菜の大きさによって異なるので、お好みの触感になるよう調整してください。

鍋で下茹で

お鍋を使った下茹でのメリットは、加熱ムラが出にくく、なんといっても食感が良いこと。

水溶性のシュウ酸を効率よく取り除けるという利点もあるので、とにかく苦いのが苦手という方におおすすめです。

材料:小松菜1束、大きめの鍋、水

  1. 鍋にたっぷりの水を入れ、大きな泡が立つまで沸かす。
  2. 小松菜を根本から入れ、1分ほど茹でる。
  3. 冷水にさらし、触れる温度まで冷めたら水気を絞る。

長い時間茹でてしまうと、シュウ酸以外の水溶性の栄養も流れ出てしまうので、タイマーを使うなどして茹で時間には注意しましょう。

小松菜の苦みを感じにくい調理方法

炒める

油分は小松菜に含まれるβカロテンの吸収を助ける作用があるため、小松菜との相性は抜群。

小松菜一品で青菜炒めにするもよし、人参など他の緑黄色野菜と一緒に炒めても彩がきれいですね。

フライパンに敷く油をマヨネーズやバターにすると苦味がさらにまろやかになるので、お子さんに小松菜を食べてほしいときにおすすめです。

ただし、炒めすぎには要注意。

長時間過熱していると、壊れた細胞壁から苦み成分が出てきてしまうので、あくまで短時間でさっと炒めることを心がけましょう。

辛い物と合わせる

苦みを消すには甘みかな?と思いがちですが、以外にも良い働きをしてくれるのが辛い食材。

ラー油やキムチ、カレー粉など、パンチのあるアイテムを使うことで、刺激が苦味を程よく散らしてくれます。

しかし、辛いメニューと言うとガッツリ系のものが多いですよね。

そんな時は、タンタン麺に茹でた小松菜をトッピングしたり、豚バラキムチやベジカレーに小松菜を入れるだけのちょい足しアレンジが便利。

ガッツリ系メニューで不足しがちなビタミン類を補うことができますよ。

細かく刻む

一見効果がなさそうに見えて、かなり有効なのが細かく刻んで料理に使う方法。

小松菜を細かく刻むことで、一度に口に入る量を減らせるほか、他の食材と触れる面積が増えて苦味が分散しやすくなります。

小松菜入り卵焼き、小松菜とちりめんじゃこの和えもの、鮭と小松菜の混ぜご飯、小松菜チャーハンなど、みじん切りにするだけで使い道が増えるのも嬉しいですね。

小松菜はあく抜きしなくても食べられる?

実は、小松菜は葉野菜の中でも、生で食べられるほどアクの少ない野菜。

あくや苦味が気にならない、むしろ苦い方が好きという方は、水溶性の栄養を逃さないためにも、あく抜きせずに使いましょう。

最近は、苦みを抑えた小松菜も販売されているので、あく抜きなし食べてみたいけれど苦いのは避けたいという場合は、こちらから試してみてはいかがでしょうか。

小松菜の栄養をムダなく食べるには

スムージー

小松菜の持つ栄養を余すところなく摂るのに効率的なのが、スムージー。

小松菜は比較的熱に強い野菜ですが、それでも加熱することでビタミン類は減ってしまいます。

バナナや豆乳、アーモンドミルクなどクセのある食材を入れると苦味もマイルドに。

カロテン吸収の補助にはアボカドやオリーブオイル、飲みやすい口当たりにするなら、りんごやレモン、はちみつを加えてみてもいいでしょう。

材料をあらかじめ切って冷凍しておけば、忙しい朝や思い立った時にさっと作ることができるので便利ですね。

また、小松菜の冷凍保存はなんと茹でた状態と同じになると言われています。
参考:小松菜の保存方法まとめ!栄養を逃さない保存方法

サラダ

サラダによく使われるサニーレタスやクレソン、ベビーリーフも苦味のある葉野菜。

つまり、小松菜もこれらと同じ要領で使えばよいのです。

ドレッシングはシンプルにオリーブオイルと塩コショウでも良いですが、苦味を押さえたいという方はチーズ系や胡麻など、濃厚な味のものがよさそうですね。

生ハムや玉ねぎ、オリーブ、トマトなど、サラダによく使われる具材との相性もいいので、色々なバリエーションにトライしてみましょう。

小松菜が苦いについてのまとめ

小松菜が苦い原因についてお分かりいただけましたでしょうか。

苦い小松菜はある程度自分で苦みをやわらげることができますし、それでも苦い場合はレシピで苦みを感じにくくすることも可能です。

明らかに味が変という場合は小松菜が腐っている場合もありますが、少しの場合はそれは小松菜の味の特徴でもあります。

自分に合った小松菜の苦み消しで対処してくださいね。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる