冬瓜の下ごしらえ/切る方法から電子レンジを使った下処理まで解説

食べ応えがあるのに低カロリーでダイエットにぴったりの冬瓜。わたも皮も食べられるコスパのいい野菜ですが、年中出まわっているわけではないので、どう扱えばいいのか迷いますよね。冬瓜の切り方や電子レンジを使った簡単な下処理方法などをご紹介します。

目次

冬瓜は夏が旬の野菜

冬の瓜と書いて夏が旬の野菜、冬瓜。不思議ですよね。実は夏に収穫して冬まで持つくらい保存がきくことから冬瓜と呼ばれるそうです。実際はそこまで保存できるわけではありませんが、皮がついたままの状態で風通しのいい冷暗所に置いておけば数か月保存できるそうです。

ですが冬瓜といえば、スーパーで見たことはあるし存在も知っているけれど、自分で調理したことはないという人が多いのではないでしょうか?冬瓜の上品で淡泊な味はどんな料理にも合うので、ぜひ冬瓜の切り方や下ごしらえの方法をマスターして、献立に加えてくださいね。

冬瓜の切り方

とはいっても、いきなり冬瓜をまるごと一つ買っても持てあましてしまいますよね。はじめて冬瓜を買うという人は、スーパーでは半分に切った冬瓜も売っているので、まずは半分に切った冬瓜からためしてくださいね。

さて、冬瓜は一見大きくて扱いにくそうに見えますが、実は皮が硬いだけ。皮も実もどちらも硬いかぼちゃよりも扱いやすいのです。まずは冬瓜の切り方からご紹介します。

  1. 冬瓜を使う分だけ包丁で切りだします。きゅうりを輪切りにするときのような感覚で、横方向に包丁を入れて切り落とします。
  2. 切り出した冬瓜を今度は縦方向に包丁を入れて2つに切り分けます。
  3. それぞれまた縦方向に包丁を入れて、4分の1の大きさに切り分けます。
  4. さらに縦方向に包丁を入れて、8分の1の大きさになるまで切り分けます。
  5. 冬瓜のわたをスプーンで取りのぞきます。硬いときは包丁を使って、りんごの種の部分を取るようにわたを取りましょう。
  6. 冬瓜の皮をピーラーでむきます。ピーラーがないときは包丁で薄めに皮をむいてください。
  7. 冬瓜を食べやすい大きさに切り分けて面取りをします。多少煮崩れても気にならないなら面取りは必要ありません。

工程がたくさんあって手間がかかりそうですよね。ですが、冬瓜は皮は硬いけれど果実はそれほど硬くないので、さくさく切れて思ったより時間はかかりません。

冬瓜の下処理の方法

冬瓜はそれほどあくが強くない野菜ですので、下処理は必要ないという人もいますが、下処理をすることで冬瓜に味がしみやすくなります。また冬瓜独特の青臭さが抜けるので、下処理はした方が冬瓜を美味しく食べられます。

一般的なお湯で煮る下処理方法と電子レンジを使った時短の下処理方法をご紹介します。

お湯で煮る冬瓜の下処理方法

冬瓜の独特の青臭さが苦手な人は、電子レンジよりもこちらのお湯で煮る下処理方法をおすすめします。

  1. 鍋にたっぷりの水と塩を一つまみ入れます。
  2. 食べやすい大きさに切り分けた冬瓜を入れて火をつけます。
  3. 沸騰したら5~10分煮ます。どのくらい煮るかは、冬瓜が透明なっている、または竹串がスッと通るくらいの硬さになっているかが目安になります。
  4. 冬瓜をザルにあけて冷水にさらします。

電子レンジを使った冬瓜の下処理方法

冬瓜の旬は夏。暑い時期にわざわざ鍋でぐつぐつ煮るなんて辛そう…というときは、電子レンジを使った時短かつ簡単な下処理方法をおすすめします。

  1. 平らな耐熱容器に食べやすい大きさに切り分けた冬瓜をならべます。冬瓜が重ならないように気をつけてましょう。
  2. ラップを全体にふんわりとかけます。
  3. 500~600Wの電子レンジで5~6分ほどチンします。硬いときはさらに1分ずつチンしてください。竹串がスッと通るくらいが目安です。

たったこれだけで冬瓜の下処理が完了するというから驚きですね。時間がないときはぜひこちらの方法をためしてさいね。

下処理した冬瓜を冷凍保存する

下処理をした冬瓜は、その日のうちに調理して食べ切るのがベストですが、食べきれないときは冷凍すればひと月ほど保存できます。冬瓜を買ったはいいけれど、食べきれそうにないときは、下処理をしてから冷凍保存しましょう。

冷凍するときはしっかり冷ましてなるべく水分をとります。ジップロックなどの密閉できる袋に、重ならないようにならべて入れます。こうすると冬瓜同士がくっつかないので、使うときに使う分だけ取り出しやすくなります。

冬瓜は皮やわたにも栄養がある

冬瓜はそのみずみずしさからもわかるようにほとんどが水分でできています。約95%が水分というから、栄養があるのかどうかちょっと疑問ですよね。

ですが実は冬瓜にはカリウムやビタミンC、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれています。しかも皮やわたにもこれらの栄養素が豊富に含まれているというのですから、捨ててしまうのはもったいない。ぜひ皮やわたも食べて冬瓜の栄養をまるごといただきたいですね。

冬瓜のレシピ

美味しくて冬瓜の栄養がまるごと摂れる簡単なレシピをご紹介します。

冬瓜のスープ

冬瓜のレシピといえばまず思い浮かぶのがスープではないでしょうか?どんな食材とも相性のいい淡泊な味の冬瓜。スープにすると、冬瓜に含まれる水に溶けやすい性質のカリウムやビタミンCをあまさずいただくことができます。

また食材を煮込むだけで簡単にできるのもスープのいいところ。はじめて冬瓜を使って料理する人にはスープがおすすめです。

冬瓜のスープを美味しくするコツ

冬瓜を使ったスープを美味しくするコツは動物性たんぱく質を加えること。肉や魚を加えることでスープにコクがでて、冬瓜にもしっかり味がしみ込みグッと美味しくなります。また栄養面でもバランスもよくなります。味つけは和風だし、コンソメスープの素、鶏ガラスープの素、なんでも合います。

夏バテで食欲が落ちているときは、冷たいスープにすると食べやすくなります。またエアコンで体が冷えてしまったときは、生姜を入れて片栗粉でとろみをつけた温かいスープで体をあたためましょう。

冬瓜と動物性たんぱく質の組み合わせ

冬瓜と合う動物性たんぱく質といえば、えびと鶏肉。動物性たんぱく質の中でも比較的あっさりしているえびと鶏肉は、冬瓜の淡泊な味を引き立ててくれます。鶏肉はひき肉を使った肉団子にすると鶏肉の出汁もでやすく歯ごたえも柔らかくなり食べやすくなります。ベーコンや豚バラ肉を合わせるときは、肉を柔らかくなるまで煮込んでから冬瓜を加えて、冬瓜が煮崩れしないうちに火をとめましょう。

  • えびと冬瓜のスープ
  • 鶏肉だんごと冬瓜のスープ
  • ベーコンと冬瓜のスープ
  • 豚バラ肉と冬瓜のスープ

冬瓜の皮のきんぴら

冬瓜の皮をお湯でさっと茹でてから包丁で細切りにします。細切りにした冬瓜の皮をじっくり油で炒めて、お好きな野菜を入れてさらに炒めれば、冬瓜の皮の歯ごたえが美味しいきんぴらの出来上がりです。冬瓜の青臭さが苦手な人は、長めに下茹でをしてから使いましょう。

冬瓜のわたの天ぷら

冬瓜のわたのレシピはいろいろあります。お味噌汁に入れたり、塩揉みして酢の物にしたりと、皮よりも扱いやすいので実はレシピの幅も広いのです。その中でもとくに美味しそうなのが天ぷら。ふわふわで、ジューシーで…一度食べたらやみつきになる味です。

まとめ

まるごと一個だと小さなラグビーボールくらいの大きさの冬瓜。どうやって料理に使えばいいか…迷いますよね。ですが実は硬いのは皮だけで果実はそれほど硬くない扱いやすい野菜なのです。しかも皮やわた、種まで食べられるというから、食べないのはもったいない!

冬瓜は下処理が面倒に感じるかもしれませんが、下処理をすることで味が染みやすくなり、煮込む時間も短くてすむので、実は調理の時短にもつながっているのです。しかも電子レンジを使えばたった5分!手間も時間もかかりませんね。

旬の季節になると、半分に切ったものや4分の1に切ったものが出まわるので、ぜひ冬瓜料理にチャレンジしてくださいね。

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