たけのこご飯に合うおかずやスープ、おすすめの組み合わせ!献立はこれ

春になると「芽吹く食材」を食べると良いといわれています。芽吹く食材には、山菜(ふきのとう、タラの芽など)、菜の花、そら豆などがあります。

今回の記事のテーマであるたけのこも「芽吹く食材」の1つ。
理由は、冬から春になる際の体調不良を「芽吹く食材」が解消してくれるからです。

冬から春には三寒四温という気温の乱高下が起きます。人間の身体は急激な気温の乱高下が続くと、自律神経に不調が出てくるといわれています。自律神経に不調をきたすと、頭痛・肩こり・イライラなど、気分が落ち込む様な体調不良が起こります。

この体調不良を解消できる食べ物の1つが、実はたけのこなのです。

体調不良を克服したい方には、たけのこはオススメの食材の1つだといえるでしょう。

たけのこは栄養面で非常に優れた食材。
のちに詳しくみていきますが、たけのこに含まれるチロシン・食物繊維などが体調不良からの回復に適しているのです。

この記事ではたけのこご飯に合うおかずと献立について具体的にみていきたいとおもいます。

最近では春に限らず1年中、真空パックされたたけのこがスーパーで陳列されていますので、ぜひたけのこご飯の献立の参考にされてください。

目次

たけのこご飯に合うおかずを選ぶ基準

基準1:同系統の味付け

献立を選ぶ際には、同系統の味付けを選ぶと美味しくなるといえるでしょう。
それは、献立の味や調味料を共通化すると、味わいに統一感が出るからです。

たけのこご飯の味付けには、しょう油、ダシ汁、みりん・酒、(お好みで砂糖・塩)が使用されています。

同じ系統の味付けをめざすために、共通した調味料を使用した献立を作ると、全体的に味付けに調和が取れます。

したがって、たけのこご飯には、これらの調味料を使用した「和食のおかず」が適しているといえるでしょう。

基準2:歯ごたえの調和

たけのこご飯は歯ごたえがあるメニューです。

おかずを歯ごたえのあるメニューだけで献立を組み立てると、顎が疲れてストレスを感じる食卓となります。

したがって、たけのこご飯に合わせるおかずには「歯ごたえが少ない」ものを選ぶのがオススメです。

つまり、柔らかい食材や、食材を柔らかくする調理法が適しているといえるでしょう。

基準3:味のマリアージュ

基準1では、同系統の味付けについてみてきました。

同系統でまとめるというのは、献立作りの欠かせないコツの1つであるといえるでしょう。しかしながら、良い献立作りのコツとして味のマリアージュ(料理を掛け合わせることで出来る美味しい組み合わせ)を考えるのも1つです。

これにより献立にアクセントがつき、味に深みのある献立作りが可能になります。

たけのこご飯は塩味があるメニューですので、甘味のあるメニューと掛け合わせると味のマリアージュが成立します。

たけのこの栄養に関する豆知識

たけのこに含まれるチロシンはアミノ酸の1つ。これはメンタル安定には適した栄養素です。チロシンを摂取するとドーパミンやアドレナリンが分泌されて、落ち込んだ無気力状態から回復できるといわれています。また、食物繊維が豊富なため、たけのこにはデトックス作用もあります。老廃物や毒素を体外に排出して腸の働きが良くなります。そのため、生活習慣病予防にも役立つ効果があるといえるでしょう。

たけのこご飯に合うおかずを選ぶ注意点

たけのこは「芽吹く食べ物」であると、前の章でみてきました。

古来より「芽吹く食べ物は食べ過ぎてはいけない」という言い伝えがあります。それは、栄養豊富な「芽吹く食べ物」を食べ過ぎると弊害を及ぼすということを表しています。

それでは、たけのこを食べ過ぎると、どんな弊害があるのでしょうか。この章では、たけのこご飯に合うおかずを選ぶ際の注意点として、たけのこの過剰摂取の弊害を詳しくみていきたいとおもいます。

注意1:シュウ酸の過剰摂取

たけのこご飯に使用するたけのこには、シュウ酸が多く含まれます。

シュウ酸を過剰に摂取すると、尿路結石の原因となります。
したがって、シュウ酸の多いほうれん草、小松菜などは極力一緒に食べない方が無難。

どうしても一緒に摂取しなければならない場合には、カルシウムを多く含んだ食材と一緒に調理するのが良いです。
理由は、シュウ酸はカルシウムと一緒に摂取すると、カルシウムの働きでシュウ酸が体外へ排出されるからです。

また、たけのこづくしの御膳も、たけのこに含まれるシュウ酸が多すぎてしまいます

たけのこが手元にたくさんあっても、たけのこ尽くしの献立は作らない方が良いでしょう。

注意2:食物繊維の過剰摂取

たけのこは単体でも食物繊維の多い主食です。この主食に、
さらに食物繊維の多いおかずを組み合わせると、下痢をおこすことがあります。

便秘解消などの特別な目的が無い限り、「きんぴらごぼう」などの食物繊維が多いメニューとは組み合わせない方が良いでしょう。

たけのこご飯に合うメインおかず【肉料理】

この章では、たけのこご飯に合うメインおかず【肉料理】をご紹介したいとおもいます。

鶏肉の照り焼き

鶏肉の照り焼きは調味料として、しょう油、砂糖、みりん、酒を使用しています。
たけのこご飯を一緒に食べると、塩味と甘味のマリアージュ、および同一系統の味付けが成立します。

したがって、味覚的にたけのこご飯には非常にマッチするおかずと言えるでしょう。

また、鶏肉の照り焼きは栄養面でも優れています。鶏肉には、タンパク質やビタミンB、イミダゾールペプチド(疲労回復・メンタルの安定)が含まれています。
すなわち、たけのこご飯と一緒に食べることで、総合的にメンタル安定、疲労回復、丈夫な肉体形成、免疫力アップなどの効果が期待できます。

加えて、鶏もも肉なら歯ごたえも柔らかいので、歯ごたえの面でもたけのこご飯に合うといえます。したがって、鶏肉の照り焼きはたけのこご飯に合うおかずと言えるでしょう。

和風豆腐ハンバーグ

和風豆腐ハンバーグは、豆腐と牛豚ミンチを合わせてハンバーグを形成して「和風とろみあん」をかけたメニューです。
ここで、牛豚ミンチのみのハンバーグにしない理由は、豆腐を入れると歯ごたえが柔らかくなるからです。

和風豆腐ハンバーグは、調味料に、しょう油、みりん、ダシ汁、砂糖を使用しています。たけのこご飯を一緒に食べると、塩味と甘味のマリアージュ(美味しい組み合わせ)、および同一系統の味付けが成立します。

このメニューには、鉄分が豊富な牛肉、ビタミンBが豊富な豚肉、タンパク質、レシチン(脳を活性化、動脈硬化の予防)、イソフラボン(女性ホルモンの役割を果たす)、カルシウムが豊富な豆腐が入っています。
すなわち、たけのこご飯と一緒に食べることで、総合的にメンタル安定、疲労回復、動脈硬化の予防、丈夫な骨の形成などの効果が期待できます。

また、カルシウムはたけのこに含まれるシュウ酸を体外に排出する良い働きもあります。したがって、和風豆腐ハンバーグはたけのこご飯に合うおかずと言えるでしょう。

たけのご飯に合うメインおかず【魚料理】

この章では、たけのこご飯に合うおかず【魚料理】をご紹介したいとおもいます。

ブリの西京焼き

ブリの西京焼きには調味料として、白みそ、みりん、砂糖、酒が使用されています。味覚的には、たけのこご飯とは、塩味と甘味の調和が成立します。

また、ブリの栄養素として、タンパク質、DHA(学習機能向上)、ビタミンD、ビタミンB、カルシウムが含まれています。たけのこご飯と一緒に食べることで、総合的に丈夫な肉体の形成、疲労回復、動脈硬化の予防、丈夫な骨の形成などの効果が期待できます。

また、カルシウムはたけのこに含まれるシュウ酸を体外に排出する良い働きもあります。

加えて、ブリの照り焼きは歯ごたえも柔らかいいため、ブリの西京焼きはたけのこご飯に合うおかずと言えるでしょう。

おでん

おでんを魚料理と分類したことに、驚かれる方もいらっしゃるでしょう。

理由は、おでんにはさつま揚げが多く入っているからです。

近年、魚が苦手だという方が増えています。魚の骨を取るのが面倒で嫌いだからという理由を挙げる方が多いそうです。

さつま揚げ、かまぼこ、魚肉ソーセージなど魚肉をすりつぶした加工品は、魚嫌いの方にはぴったりの食材。魚の姿や匂いなどがダメでも、これからの魚肉加工品を食べることで、魚の味や栄養(タンパク質、DHA、カルシウム、など)を摂取できるからです。

おでんには調味料として、ダシ汁(カツオ・昆布)、みりん、薄口しょう油、塩、酒などが使用されています。
したがって、たけのこご飯と一緒に食べると同系統の味付けが実現されます。

また、おでんは、おでんつゆにより水分も補給できる料理です。
口の中から水分を奪う、おこわや炊き込みご飯と一緒に食べると箸が進みやすいです。おでんと茶飯または桜飯という組み合わせもあるくらいです。

おでんは歯ごたえが柔らかい具で作られているため、おでんはたけのこご飯に合うおかずと言えるでしょう。

たけのこご飯に合うおかず【副菜】

この章では、たけのこご飯に合う(副菜)をご紹介したいとおもいます。

筑前煮

筑前煮には調味料として、しょう油、みりん、砂糖、ダシ汁が使用されています。したがって、たけのこご飯を一緒に食べると、塩味と甘味の組み合わせ、および同一系統の味付けが実現します。味覚的にマッチする食べ合わせと言えるでしょう。

また、筑前煮には、ごぼう、にんじん、れんこん、干ししいたけ、里芋、こんにゃくなどの多様な食材が入っています。これらの野菜には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB、ビタミンD、タンパク質、カリウムが豊富に含まれていますので、栄養の観点からもオススメ。

また鶏肉にはタンパク質、ビタミンB、イミダゾールペプチド(疲労回復・メンタルの安定)が入っています。こちらもまた、たけのこご飯と一緒に食べることで、総合的に美肌効果、メンタル安定、疲労回復、動脈硬化の予防、丈夫な骨の形成、余分な塩分の排出などの効果が期待できます。

したがって、筑前煮はたけのこご飯に合うおかずと言えるででょう。

だし巻き玉子

だし巻き玉子には調味料として、ダシ汁、しょう油、みりん、塩(または砂糖)が使用されています。したがって、たけのこご飯を一緒に食べると、塩味と甘味の組み合わせ、および同一系統の味付けが実現します。

味覚的にマッチするメニューです。だし巻き玉子に使用される、鶏卵にはビタミンC以外の栄養素が全て含まれています。

たけのこご飯と一緒に食べると、鶏卵に不足していたビタミンCも補えるため、栄養的に満点の組み合わせといえます。また、歯ごたえも柔らかいです。

したがって、だし巻き玉子はたけのこご飯に合うおかずと言えるででょう。

たけのこご飯に合うおかず【もう1品】

この章では、たけのこご飯に合う【もう1品】をご紹介したいとおもいます。

ぬか漬け

ぬか漬けは炒った米ぬかを使用して作る漬物です。

米ぬかに含まれるカルシウムと、たけのこに含まれるシュウ酸を一緒に摂取するとシュウ酸が体外に排出されます。

また、ぬか漬けに使用される野菜にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムなどが含まれています。したがって、栄養面からみて、ぬか漬けはたけのこご飯に合う副菜といえるでしょう。

また、糠漬けには塩味もあります。たけのこご飯と一緒に食べると、同一系統の味付けが実現します。つまり、味覚面からみても、ぬか漬けはたけのこご飯に合うおかずといえるでしょう。

茶碗蒸し

茶碗蒸しは、調味料にダシ汁、しょう油、みりん、塩を使用しています。

たけのこご飯と一緒に食べると、同一系統の味付けが実現します。
つまり、味覚的な面からみて、茶碗蒸しはたけのこご飯に合う副菜といえるでしょう。

茶碗蒸しには、玉子、えび、シイタケ、鶏肉、三つ葉などが入っています。茶碗蒸しのメイン材料の鶏卵には、ビタミンC以外の栄養素が全て含まれています。たけのこご飯と一緒に食べると、鶏卵に不足していたビタミンCも補えるため、栄養的に満点の組み合わせといえます。

また、歯ごたえも柔らかいですので、茶碗蒸しはたけのこご飯に合うおかずと言えるででょう。 

たけのこご飯に合うおかず(汁物・スープ)

この章では、たけのこご飯に合う【汁物・スープ】をご紹介したいとおもいます。

かきたま汁

かきたま汁は、調味料に酒、塩、ダシ、しょう油などを使用しています。たけのこご飯と一緒に食べると同系統の味付けが実現します。

また、かきたま汁の材料は鶏卵と三つ葉です。

メイン材料の鶏卵には、ビタミンC以外の栄養素が全て含まれています。たけのこご飯と一緒に食べると、鶏卵に不足していたビタミンCも補えるため、栄養的に満点の組み合わせといえます。
もう1つの材料である三つ葉にはカルシウムも含まれています。

カルシウムには、たけのこのシュウ酸を体外に排出してくれる働きがありますので、かきたま汁はたけのこご飯に合うおかずと言えるでしょう。

キャベツと油揚げの味噌汁

キャベツと油揚げの味噌汁には、調味料として味噌、ダシ汁が含まれています。
たけのこご飯と一緒に食べると、同系統の味付けが実現します。

また、キャベツと油揚げの味噌汁には、ビタミンC・ビタミンU・ビタミンKが豊富なキャベツや、タンパク質・カルシウムが豊富な油揚げが入っています。たけのこご飯と一緒に食べると、総合的にメンタル回復、丈夫な骨の形成、胃腸保護などの効果が期待できます。

また、油揚げのカルシウムが、たけのこのシュウ酸を体外に排出してくれます。したがって、キャベツと油揚げの味噌汁は、たけのこご飯に合うおかずと言えるでしょう。

たけのこご飯にに合う献立

献立1

  • たけのこご飯
  • 鶏肉の照り焼き
  • 筑前煮
  • 茶碗蒸し
  • かきたま汁

献立2

  • たけのこご飯
  • 和風豆腐ハンバーグ
  • だし巻き玉子
  • ぬか漬け
  • キャベツと油揚げの味噌汁

献立3

  • たけのこご飯
  • ブリの西京焼き
  • 筑前煮
  • 茶碗蒸し
  • かきたま汁

献立4

  • たけのこご飯
  • おでん
  • だし巻き玉子
  • ぬか漬け
  • キャベツと油揚げの味噌汁

たけのこご飯に合うおかずまとめ

この記事では、たけのこの栄養を中心に、たけのこご飯に合うおかずについて詳しくみてきました。また、たけのこご飯を選ぶ際の基準や注意点を考慮に入れて、肉料理、魚料理、副菜、汁物、もう1品などの具体的なメニューもご紹介いたしました。

たけのこはメンタル回復に良い食材です。

真空パックの技術が発達した現代では、1年中スーパーで買うことができます。現代はストレス社会といわれる時代です。毎日を元気に過ごすために、上手に献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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