里芋が腐るとどうなる?賞味期限は?冷凍保存や日持ちする保存方法を解説

この記事では里芋の賞味期限について解説。

里芋の冷凍保存など日持ちさせる保存方法もあわせて解説しています。

目次

里芋の賞味期限

里芋の賞味期限表示は義務ではなく、ラベルなどにも書いてありませんが、美味しく食べられる期間というのはもちろんあります。

この記事では「美味しく食べられる期間」=「賞味期限」として説明していきます。また、「日持ち」は「賞味期限」より長いことが多いのですが、ほぼ同じと考えてください。

保存する場所の温度や湿度などの環境にもよりますが、

  • 里芋の賞味期限は常温では1カ月
  • 冷蔵で1週間
  • 冷凍で3週間~1カ月ほど。

また、里芋の煮物は冷蔵保存で3日程度になります。

通常の野菜とは違い、常温での賞味期限が長い里芋。なぜなのでしょう?その理由や、里芋の日持ちを長くする方法も詳しく説明していきますので、是非最後まで読んでくださいね。

里芋の日持ちさせるための保存方法

里芋は低温が苦手で乾燥に弱いものの、湿度が高すぎてもカビなどにより腐敗しやすいというデリケートな野菜です。

里芋の保存に適した温度は10~25℃、湿度は85%程度といわれていますが、これって結構高い湿度のように感じられます。

実際カビは湿度65%以上になると生え始め、90%以上だと爆発的に増えてくるそうです。

カビがガンガン増えてくるギリギリの湿度を保つようにするのがコツと言えます。

そこで大切になるのが通気性。キッチンペーパーや新聞紙で包むことで、湿度を保ちつつ通気性も確保することができます。

また、水に完全に浸して空気を完全に遮断してもカビは生えませんが、雑菌の発生に気をつける必要があります。

では、これらをふまえて、常温・冷蔵・冷凍それぞれの日持ちについて詳しく見てみましょう。

里芋の保存期間

常温保存

里芋は洗ってしまうと、表面にあるヒゲのようなものに雑菌が繁殖してしまう可能性があるので、泥付きや土付きのまま保存するのがおススメです!

夏場は温度が高すぎるので冷蔵保存が必要ですが、それ以外は常温の方が長持ちします。約1カ月間日持ちしますが、土や泥を洗ってしまうと1週間くらいしか持ちません。

もし可能であれば土の中に埋めて保存すれば、2~3カ月保存が可能です。栽培農家の方は、次の年に植える種芋を保存するために、畑に60cmほどの穴を掘っていっぱいの籾殻を敷き詰めた中に里芋を埋め、上からワラとビニールシートを被せているのだとか。

この方法なら、温度や湿度変化を最低限にして空気に触れさせない状態で、次の春まで里芋を保存することができるんだそうです。

冷蔵保存

里芋は低温に弱いので、6℃くらいの野菜室で保存した場合、1週間くらいしか持ちません。皮をむいてしまうとさらに短く2~3日、下茹でしたり煮物にしても3日くらいしか保存できません。

里芋を少しでも長く保存するための方法は、後ほどご紹介しますので是非チェックしてください。

冷凍保存

里芋は、生でも下処理しても冷凍できます。

保存期間は3週間~1カ月ですが、下処理後カットした方が保存期間が短くなってしまうのが里芋の特徴です。
なぜかというと、いくら密封袋に入れ頑張って空気を抜いたとしても、ゴロゴロした形の里芋には霜がつきやすく、表面が乾燥してしまい味が落ちてしまうからです。

詳しい冷凍前の処理方法と簡単な使い方は、記事の最後にありますので最後までご覧くださいね。

里芋が腐るとどうなる?その見分け方

赤い部分や筋などの変色があったり、表面に白いカビが生えていたりしても、その部分を切り取れば食べられる里芋ですが、賞味期限を過ぎ、買った時と違う異常な感じがあったら腐っているかもしれません。

あきらかに腐って食べられない里芋の見分け方は次のとおりです。

カビくさいにおい

表面のカビ部分を取り除いても、内部までカビくさい場合は危険です。

また、すっぱいようなニオイがする時も食べるのはやめましょう。

黒色に変化

全体が黒や茶色っぽかったりする時は腐っていると思ってください。また赤が全体に広がっている場合、味が悪くアクも強すぎるので食べても美味しくありません。

ブヨブヨした感触に

触ってみて、ふにゃふにゃブヨブヨしていてたり、くぼみが出来たりする場合腐っていると思われます。食べるのはあきらめましょう。反対に干からびてカサカサしている場合も、美味しさがなくなっているので食べるのはおすすめできません。

見た目が悪い

切り口が溶けたような感じだったり、糸を引いていたり、白い膜が張っていたり、水分が出てベチャベチャしている場合も腐っています。

味が悪い

異常に気づかず調理して食べた時、酸っぱかったり、気持ち悪い味やニオイを感じたり、異常な粘り気を感じたりしたらすぐに食べるのやめてください。

里芋の常温保存方法

最初に説明したように、さといもはデリケートで低温にも乾燥・湿度にも弱いので、土つきのまま常温保存がおススメです。保存可能期間は約1カ月保存可能ですが、守るべきいくつかのポイントがあります。

温度管理

里芋にとっての最適温度はは10~25℃の温度です。

20℃以上の場合雑菌繁殖が多少早まりますので、保存期間は1か月より短かくなると頭に入れておきましょう。

新聞紙などに包み通気性を

適度な湿度を保ち乾燥を防ぐためにも、新聞紙などに1個ずつ包みましょう。

そのあと、紙袋や段ボールなどに入れれば通気性を確保することができます。

置き場所

直射日光が当たらない風通しのよい場所に置きましょう。ご自宅なら玄関などもおすすめです。

夏場

気温が高い夏場は、土が蒸れたりして腐りやすくなるので、常温保存は無理になってきます。あきらめて冷蔵保存を検討しましょう。

寒い時期

あまり寒いのも里芋にとっては大敵です。冬などは、新聞紙に包んだ里芋を発砲スチロールなどの容器に入れ、ふたをして保温してあげてください。ちょっと穴を開ける通気性も保てます。

干してから保存

家の中に土や泥を持ち込みたくない!保存したくない!という方におすすめなのは、洗って干す方法です。

洗った里芋の水気を軽く切り、ざるなどに重ならないように入れ、天気のいい時に1~2日天日干しします。皮をむいてスライスしてから保存するなら半日~1日で十分。ベランダなどで吊るしてできる「干しかご」があると便利です。

あれっ?里芋って直射日光や乾燥が苦手じゃなかったじゃなかったっけ?と、記事を読んできた方は思うかもしれませんが、しっかり短時間で干してしまえば大丈夫なんです。

他の野菜でもそうですが、干すことで味が凝縮され、保存性が増すので一度お試しを。

ただし、カットした里芋の場合は、冷蔵庫に入れ1か月を目途に使うようにした方がいいです。

上手に乾燥できた丸ごとの里芋は、新聞紙で包んで段ボールや発泡スチロールの箱で保存すれば、一冬越すこともできるのだとか。

里芋を大量に保存したい時にはお試しください。

里芋の皮むき方法

里芋の冷蔵方法と冷凍方法を説明する前に、皮むき方法についてご紹介します。

というのも、冷蔵したり冷凍する前に皮をむいてカットすることが多いからで、里芋の下ごしらえでは一番たいへんな作業だからです。

ゆでてから皮をむく

ゆでてから皮をむくと確かにむきやすいのです。

しかしデメリットとしてぬるぬるして扱いが面倒であること、かゆみが出ること、手早くしないと表面の土臭さが残ってしまうという欠点があります。

皮を先にむく

包丁やピーラーでむいてもいいのですが、もっと便利な皮むき手袋があります。これなら剥きすぎることもなく、かゆみも気にせず作業できます。

茹でる前に皮をむいておく方が簡単かもしれません。

電子レンジを使う

里芋のお腹部分にグルリと一周包丁で切り目を入れ、耐熱皿に重ならないよう並べます。

ラップをふんわりとかけてレンチンし、両端を引っ張れば簡単に皮がむけて下茹でも終了です。

レンジの出力によって違うので、皮がむけやすい時間までかけてくださいね。目安は600wで里芋1個当たり1分です。ゆでる作業まで一気にできてしまうのでおススメです。

里芋の冷蔵保存方法

丸ごと生のまま保存

泥付き・土付きだとしても、冷蔵庫は温度が低すぎるので1週間~10日しか持ちません。

洗った後冷蔵庫に入れるならもっと短く1週間以内の日持ちとなります。もちろん1個ずつ新聞紙などで包んでください。

カットして保存

皮をむいてカットした後冷蔵保存する場合は、ボウルやジッパー袋などに入れた水に漬け保存します。

水は毎日交換が必要で、保存できるのは5日程度。水に漬ける前に酢水につけたり、保存期間は1週間くらいに伸びます。

下ごしらえや調理後

下茹でしたり電子レンジにかけるなど、里芋を下ごしらえして保存する時も、水に漬け1週間以内には食べましょう。

煮物など汁が多いものは3日程度、煮っころがしのように水分を飛ばしたものは4~5日食べられますが、念のため食べる前に電子レンジなどで温めるのがおすすめです。

里芋の冷凍保存方法

生のまま皮つきで

里芋は生でも冷凍できます。皮が付いたまま冷凍する場合は、泥のにおいが残らないように、きれいに洗って水気をしっかり取ってから密封袋に入れて冷凍室へ。

冷凍できる期間は1か月です。

生のまま皮をむいて

皮をむいたら塩でもみヌメリを落としてから水洗いします。

水気をしっかり取って密封状態で冷凍しますが、お料理にすぐ使えるよう適当な大きさにカットしておくといいでしょう。

煮物や汁ものには冷凍状態のまま入れて使えます。霜がついたり表面が乾燥しやすいので、3週間くらいを目安に使うようにしてください。

下ごしらえして

皮をむきカットした後、下ゆでしてから冷凍すると料理に使う時に時短になります。

ゆで汁に昆布やだしなどを入れると下味もつくのでおすすめですが、煮過ぎは厳禁!

あくまでも固ゆでして、調理段階で完全に火を通すようにしましょう。冷凍保存できる期間は1か月くらいです。しっかり保存袋の空気を抜いてくださいね。

また、切れ目を入れた里芋を電子レンジ加熱後、皮をむかずに粗熱を取ってから冷凍することもできます。

そのまま料理には使えませんが、解凍はレンジで簡単にできますし、霜や乾燥からも皮が守ってくれるので風味を保つことができるようです。

里芋をすぐに大量消費したい時

里芋を保存する方法はわかったけど、いろいろ手間をかけて保存するならいっそ一気に大量消費してしまいたい!という方のために、おすすめの方法をご紹介します。

まずは、タワシや皮むきグローブ(ピーラーグローブ)などで里芋を洗います。

この時、泥やヒゲのような部分だけを取り除き、皮を残しておくのがポイント。

この里芋をスライサーなどで薄くスライスし、塩水に5分ほど漬けます。あとは水気を切って油で揚げるだけ!

皮を残すことでスライスしやすく、揚げた時の食感や見た目が良くなるので一石二鳥です。

お好みで塩とカレー粉・あおさなどを熱いうちに振りかけると美味しく食べられますので、是非お試しください。

里芋の賞味期限と保存方法まとめ

里芋の賞味期限や保存方法について詳しく見てきました。

里芋って意外とデリケートな野菜で、保存には気を使うことが多いですが、基本を理解すれば美味しいまま使うことができますので、是非ご自分にあった方法を試してみてくださいね。

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